アルビノ狩り

解決を タンザニア被害女性、日本で証言 呪術目的で手足切断

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隣人らに両腕を切断されて奪われた実体験を語るマリアム・スタフォードさん=東京都港区赤坂の日本財団ビルで2018年11月9日、伊藤一郎撮影
隣人らに両腕を切断されて奪われた実体験を語るマリアム・スタフォードさん=東京都港区赤坂の日本財団ビルで2018年11月9日、伊藤一郎撮影

 生まれつき肌や髪が白い「アルビニズム」(白皮症)の人が襲撃されて手足を切断されたり、殺害されたりする「アルビノ狩り」と呼ばれる事件がアフリカで相次いでいる。肉体の一部を手に入れると幸運になれるとの迷信があるためとされ、タンザニアの被害女性が9日、東京都内で開かれた催しで自身の体験を証言した。支援者は「世界規模の人権問題として考えるべきだ」と理解を求め、日本の当事者は「国内でも外見を理由とした就職差別などがある」と問題提起した。

 催しは「東京アルビニズム会議」(日本財団主催)。最初に、当事者でアルビニズムの歴史などを研究する矢吹康夫・立教大学助教が「今回はアフリカの問題がテーマだが、日本では就職する際に髪を黒くするよう求められるなど理不尽な差別がある」などと指摘。国連でアルビニズム問題に携わるイクポンウォサ・イロさんが、アフリカでアルビニズムの人が襲撃された事件は過去10年間で700件に上り、切断された手足が呪術目的で高…

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