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パーキンソン病

iPS、脳に移植 京大、世界初

iPS細胞を使ったパーキンソン病治療

 京都大は9日、ヒトのiPS細胞(人工多能性幹細胞)から作った細胞を、神経難病のパーキンソン病を患う50代の男性患者の脳に世界で初めて移植したと発表した。医師主導の臨床試験(治験)として8月から準備を進め、手術は10月に実施した。治験で有効性や安全性を確認し、早期の保険適用を目指す。

 京大病院によると、患者の頭の左前部分に直径1・2センチの穴を開け、左脳のあらかじめ決められた場所に注射器で移植した。移植細胞は、京大が作製・備蓄している他人由来のiPS細胞から作った約240万個の神経前駆細胞。手術は約3時間で終わり、これまで脳出血などの合併症はなく、「術前と変わらず良好な状況」(研究チーム)という。

 移植した細胞が神経細胞となってドーパミンを出し、パーキンソン病の症状を和らげるかを、PET(陽電子放射断層撮影)装置などで確認する。神経前駆細胞に変わっていない細胞が移植されていると腫瘍になる恐れもあるため、半年間は安全性を慎重に確かめ、問題がなければ右脳にも移植する。1人目の後、患者6人の治験も開始し、左右の脳に同時に移植する。効果の確認まで移植後約2年かかり、2022年度までに全員の治験を終…

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