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マラソン

「美しいレース見せる」キプチョゲ 東京に意欲

9月のベルリン・マラソンで2時間1分台の世界新を出したケニアのキプチョゲ=ロイター共同

 2016年リオデジャネイロ五輪男子マラソン金メダリストで、9月のベルリン・マラソンで2時間1分39秒の世界新記録を樹立したエリウド・キプチョゲ(ケニア)が来日し、東京都内で9日、報道陣の取材に応じた。キプチョゲは連覇に挑む20年東京五輪について、「皆さんに楽しんでもらえるような『美しいレース』を見せたい」と独特の言い回しで意欲を語った。

     従来の世界記録を1分18秒も短縮し、史上初の2時間1分台で優勝したベルリン・マラソンは、終盤の驚異的なペースアップで周囲を驚かせた。キプチョゲは「マラソンではスタミナもスピードもどちらも大切」と語る。

     好記録の裏には自らが開発に関わったスポーツ用品大手、ナイキの厚底シューズの存在もあった。推進力を生み出しやすく体への衝撃を吸収するのが特徴で、疲労の回復も早いという。

     2年後に迫る東京五輪は暑さ対策が大きな課題だが、「みんな同じ条件だから大丈夫。天気が悪くてもレースはレース」と意に介さない。「気持ちよく自分を信じ、自信を持ってやっていけるという気持ちがあれば、いい仕事ができる」とキプチョゲ。記録を伸ばし続ける34歳は「自分の限界は作らない」と穏やかな笑顔を見せた。【円谷美晶】

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