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千葉県内で活躍する「あの人」にインタビュー。悩みや楽しみ、展望を聞きました。

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獣医・渡辺言之さん(57) /千葉

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使役犬の「人生」を支援

 約20年間、東京税関の麻薬探知犬や県警の警備犬といった使役犬の診察を担当し、9月に県内の獣医として初めて県警の部外功労者表彰を受賞した。「自分たちの仕事は見えにくい。表彰されたことで、使役犬に関わっている人たちが報われた」と笑顔を見せる。

 1988年に獣医師免許を取得し、5年後に姉が住む栄町で自身の診療所「わたなべ動物病院」を開業した。間もなく来院客の紹介で麻薬探知犬の診察を請け負い始め、県警の鑑識課の警察犬や空港警備隊の警備犬、農林水産省の検疫探知犬などの診察依頼が次々と来るようになった。

 「引き受けるまでは、使役犬は物扱いをされてかわいそうだという先入観があった」。しかし、訓練師たちの仕事を視察して考えを改めた。訓練師たちはみな、使役犬を自分の犬のようにかわいがり、心から大事にしていたからだ。その時、覚悟が定まった。「しっかり診察しなければ」と気を引き締めた。

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