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旧優生保護法下で強制不妊手術が繰り返された問題で、女性障害者への強制不妊手術問題に詳しい利光惠子さんの講演会「優生思想と現代」が10日、富山市湊入船町の県民共生センターサンフォルテで開かれた。
障害者の自立支援活動を行うNPO法人「文福」(同市五福、八木勝自理事長)が主催。利光さんは立命館大生存学研究センターの客員研究員で、「優生手術に対する謝罪を求める会」の呼びかけ人でもある。
講演では、精神疾患を理由に16歳で手術を受けさせられた宮城県の女性の体験談を紹介。同県では「愛の十万人運動」と題して、優生手術を徹底していたという。女性は手術後、体がつらくて仕事も出来ず、生理時は激痛に襲われた。子どもができずに離婚。今年5月に謝罪と損害賠償を求めて国に提訴した。利光さんは「優生思想とは人間の生命の格付けであり、命を選別すること。強制不妊手術は、不良な子孫の出生防止を目的に、障害…
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