希望新聞

東日本大震災 次の被災地へ恩返し 自宅が全壊 宮城・女川町、高橋一枝さん もらった支援を必要な人に

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ノートに貼り付けたリアルアイの仲間たちからの激励の手紙を読み返す高橋一枝さん=宮城県女川町のバー「OWL」で
ノートに貼り付けたリアルアイの仲間たちからの激励の手紙を読み返す高橋一枝さん=宮城県女川町のバー「OWL」で

 東日本大震災で宮城県女川町の自宅が全壊した3児の母、高橋一枝さん(36)は、名前も顔も知らないインターネット上の「友人たち」から寄せられた恩を忘れない。今年7月の西日本豪雨では被災者を支える側へ回り、ボランティアで支援物資を届けた。「もらった力を次は別の誰かに届けられたら」。助けられた「見えない糸」を、次の被災地へとつなぐ。

 女川町の駅前商業施設にあるバー「OWL」を夫と営む高橋さんは、23歳から匿名のブログ「REAL eYE(リアルアイ)」に身の回りの日常をつづってきた。気持ちが通じ合う仲間たちとブログ上で悩みを相談し合うこともあったが、お互い匿名で、知るのは「ハンドルネーム」だけだった。

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