特集

今週の本棚

「面白い!読ませる!」と好評の読書欄。魅力ある評者が次々と登場し、独自に選んだ本をたっぷりの分量で紹介。

特集一覧

今週の本棚・新刊

『山家集』=西行・著、宇津木言行・校注

  • ブックマーク
  • メール
  • 印刷

 (角川ソフィア文庫・1253円)

 平安末・鎌倉初期の歌人西行(さいぎょう)(一一一八-一一九〇)の代表歌集『山家集(さんかしゅう)』全一五五二首の本文に、精細な脚注、補注を付す一冊。西行は下北面(げほくめん)の武士として出仕したが突如出家。源平の動乱を詠み、旅を重ねて独自の歌境を開いた。なかでも「願はくは花のしたにて春死なんそのきさらぎの望月(もちづき)のころ」は知られる。辞世の歌という見方はあやまりで、死の二〇年以上前の詠作らしい…

この記事は有料記事です。

残り330文字(全文549文字)

あわせて読みたい

この記事の特集・連載
すべて見る

ニュース特集