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刑事裁判記録

終戦直後キリスト教弾圧裁判 本人の記録、閲覧拒否 新潟地検「保管期間過ぎ対象外」

新潟地検に自分の裁判記録の閲覧を求めた金沢美保子さん(左)。入所している高齢者施設をカンドゥチ神父が訪れた=東京都内で2018年11月5日、青島顕撮影

 終戦直後、カトリック信仰を理由に有罪判決を受けたとみられる女性が、刑事裁判記録の閲覧とコピーを請求したのに対し、新潟地検は「認められない」と拒否した。取材に対して「保管期間が過ぎた記録は閲覧対象にならない」と説明している。一方で、女性とともに有罪判決を受けた2人の遺族に記録の閲覧を認めている。法律の専門家は「自分の情報を管理できる権利を尊重し、閲覧を認めるべきだ」と指摘している。【青島顕】

 女性は新潟県上越市出身の金沢美保子さん(94)。特別高等警察の記録などによると、地元の高田カトリック教会に通っていた1944年4月、「キリストを絶対視し、皇室の尊厳を冒とくした」として刑法の不敬容疑で逮捕された。同年末ごろ同教会のドイツ人のサウエルボルン神父、女性信者2人(いずれも故人)とともに治安維持法違反で起訴されたとみられる。

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