午前10時、インドの首都ニューデリーにある日本大使公邸の厨房(ちゅうぼう)で、招宴の準備が進んでいた。包丁を握るのはタイ人の公邸料理人、スポット・カドペットさん(46)だ。この日夜に平松賢司大使が迎える賓客は、インドファッションデザイン連盟の会長夫妻。スポットさんが腕を振るうメニューは本格的な日本料理が中心である。
突き出し=ぎんなん焼き、生春巻き、コーンのかき揚げ▽小鉢=卵豆腐▽焼き物=鶏のけんちん焼き▽煮物=ジャガイモまんじゅう▽揚げ物=鯛(たい)のから揚げ▽お食事=枝豆ご飯、みそ汁、漬物▽デザート=メロン、マンゴー。ベジタリアンの会長夫人のために「冷ややっこ」と「なすのみそチーズ焼き」も特別に用意した。酒は岩手の大吟醸と山梨のワインだ。
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