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アートの扉

伝福岡市周船寺所在古墳出土ヒスイ製勾玉付金鎖頸飾 魂・霊に通じる神秘性

重要文化財、古墳時代、48・5センチ、公益財団法人白鶴美術館蔵

 深い緑に鮮やかな青。あるいは琥珀(こはく)、黒やダイダイ。さまざまな色彩、精巧な加工も目を引く。その美しさで古代の人々の身を飾り、魂・霊にも通じる神秘性で魅了した玉(たま)。精神世界のみならず、古代の権力や外交関係を伝える1次資料でもある。本展はその玉の歴史的意義に迫っている。

 「玉の源流」「玉作りの技術」「玉飾りの世界」「海を渡る玉」の4章構成。玉が日本で出現するのは旧石器時代末ごろで、動物の骨や牙が主な素材だった。それが縄文時代にはヒスイを加工した玉が、弥生時代になるとガラスなど多彩な材料の玉が見られるようになる。

 北陸や山陰では玉の製造に適した石材が豊富に産出され、加工技術が発達した。時代が下ると大和に専業工房が置かれる。さらに6世紀になると、玉作りは出雲に集約される。こうした生産地の変遷と技術の進展が、各地の出土品などで説明され、興味深い。

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