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大衆音楽月評

ポール 平成も元気いっぱい=専門編集委員・川崎浩

 平成の終わりを象徴するような充実したコンサートが、めじろ押しの1カ月であった。

 10月半ば、東京・明治座で氷川きよしの長期座長公演。歌手の座長公演が定期的に行われる会場も減ったが、客を呼べる力のある歌手も少なくなった。氷川は貴重なその一人である。スター性や歌唱力は申し分なく、好感度も十分である。ただ、芝居の稽古(けいこ)不足は、本人が舞台で語る通り明らか。もし総合的な表現者としても位置を確立させる気があるなら、念入りな準備を整えたうえで、アウェー会場で鍛え上げていくべきであろう。芸能界のスター環境を想像させる公演であった。

 同17、18日に東京・日本武道館で、50周年の和田アキ子による「ワダフェス」。17日は加山雄三ら「昭和」のベテラン、18日はAKB48ら「平成」の若手を中心としたゲストを多数招いた、ぜいたくな音楽祭である。ポップスを通して時代の変化を浮き彫りにする興味深い内容であった。ちなみに、氷川も17日、明治座公演終了後に駆け付けた。その日、和田と同時期を生きる沢田研二がさいたま公演を中止した。これは「明暗…

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