- ツイート
- みんなのツイートを見る
- シェア
- ブックマーク
- 保存
- メール
- リンク
- 印刷

フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第4戦のNHK杯で、日本勢初のGPシリーズ初出場優勝を果たした女子で16歳の紀平梨花(関大KFSC)が11日、広島市内で報道陣の取材に応じた。前日の快挙に「実感が全然湧かない」と初々しく話した。
ショートプログラム(SP)5位と出遅れながら、フリーでトリプルアクセル(3回転半)を2本成功させて逆転した。完璧なジャンプに、女子で史上初めてトリプルアクセルを決めた伊藤みどりさんも「私はダイナミック。(浅田)真央ちゃんは高さがある。紀平さんは軽やか。(体重をうまく移動させて)回転軸をつくり、効率のいい跳び方をしている」と評価した。
合計点で今季世界2位の224・31点。ロシア勢が強いなか、「SPのミスをなくすと5点以上は出る。少しずつ(背中が)見えてきた」と紀平。頂点に必要な合計230点台を視野に入れる。
この記事は有料記事です。
残り752文字(全文1130文字)