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世界の雑記帳

ギリシャの炭鉱と失業の町、サフラン景気に沸く

 11月8日、石炭鉱山と失業で知られたギリシャ北部の町クロコスが、現在は「赤い黄金」と呼ばれる高価なスパイスの原料、サフランの生産で潤っている。写真は先月27日撮影(2018年 ロイター/Alkis Konstantinidis )

 [クロコス(ギリシャ) 8日 ロイター] - 石炭鉱山と失業で知られたギリシャ北部の町クロコスが、現在は「赤い黄金」と呼ばれる高価なスパイスの原料、サフランの生産で潤っている。

     アレキサンダー大王が戦いの傷を癒すのに使ったとも伝えられるサフランは、1年前に米国への輸出が始まったが、次は中国への輸出を模索中という。

     クロコスは、サフランの花の名前であるクロッカスに由来する地名で、この地域付近では300年にわたってサフランが栽培されている。生産者組合の幹部によると、2000年までは国内消費向けに年間30キロが生産されるにとどまっていたが、2008年の金融危機で事態が一変、現在は年間約4トンが生産され、このうち70%が海外に輸出されている。

     組合に加入する生産者も494から1000に倍増、栽培面積も08年時点の592エーカーから1349エーカーに拡大した。

     ギリシャでは、サフランはこの地域のみで栽培されており、クロコス・コザニスのブランド名のサフランは、ギリシャの店舗では1グラムの価格が約4ユーロ(約515円)で販売されている。

     1キロのサフランを作るのに花が15万輪必要。花は手摘みされ、組合の女性たちが重さを量って梱包している。

     世界最大のサフラン生産国はイランだが、ギリシャ産の需要も伸びていると同幹部は述べた。

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