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堤幸彦監督 科学と尊厳、境界問う 最新作「人魚の眠る家」

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堤幸彦監督
堤幸彦監督

 16日公開の最新作「人魚の眠る家」は、意識不明となって回復する見込みがない娘を巡る家族の物語であり、科学の進歩と人間の尊厳を考えさせる映画でもある。

 「私にもまだ小学生の娘がいるので、『もし自分が同じ立場だったら』という思いが常にありました。主演の篠原涼子さんや夫役の西島秀俊さんたちも、次第に『役者』と『親』の境界線があいまいになっていくような存在感があり、そうした要素がプラスに働いたと思います」

 そう役者をたたえるが、自身も思いを込め、丁寧に作った。「第二のデビュー作のような気持ち」と手応えを語る。

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