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現代の名工

県内から2人 /徳島

現代の名工に選ばれた手鍛冶工の大久保喜正さん=徳島県勝浦町三渓で、松山文音撮影

 卓越した技能を持つ技術者を厚生労働省が表彰する今年度の「現代の名工」に、県内から手鍛冶工の大久保喜正さん(66)=勝浦町三渓=と、左官の竹岡義和さん(66)=板野町大寺=が選ばれた。【松山文音】

 包丁から農具まで、幅広い刃物を手打ちで仕上げる野鍛冶(のかじ)の道に18歳で足を踏み入れ、向き合ってきた。受賞の知らせに「仕事の姿勢はこれからも変わらない。でも、お客さんの目は厳しくなるだろうから、気持ちは引き締まる」と話す。

 阿南工業高卒業後、大久保鍛冶屋の3代目として野鍛冶を志し、父を見て覚えた。大量生産される安価な製品が出回る中、全ての工程を手作業で仕上げる。和包丁では昔ながらの製法で鉄と鋼を重ねる鍛接(たんせつ)から始める。硬い鋼を柔らかい鉄で覆うことで、丈夫で長く使うことができる包丁に仕上がるという。切れ味はもちろん、切る音、食材の断面の美しさまで他の製品との違いを見せる。

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