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「安息の地」へ

ホンジュラスなどからの移民集団「キャラバン」は今年、トランプ氏が米中間選の争点として取り上げたことで中米諸国でも注目を浴び、過去最大規模に膨らんだ。「安息の地」を求め米国を目指す人々に同行し、その素顔や取り巻く現実を報告する。

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「安息の地」へ

同時進行ルポ 11日・イラプアト ウレアさん一家見失う

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 治安の悪化と貧困を逃れて米国を目指す移民集団「キャラバン」は、メキシコ市を10日に出発し翌日、メキシコ中部グアナフアト州イラプアトに到着した。ここでも、地元当局が複合スポーツ施設などを参加者の一時滞在施設として開放していた。ホンジュラスから旅を続けるホルヘ・ウレアさん一家3人と夕方に落ち合う約束をしていたが、姿が見当たらない。

 キャラバンの最近の宿泊地間の移動距離は、1日に100~300キロと速度を上げ、徒歩だけではとても追いつかない。公共交通機関を利用する資力もなく、数千人の参加者は乗用車でもトラックでも、空きスペースのある自動車なら何でもヒッチハイクし、目標とする宿泊地へ向かい移動している。そのため必ずしも全員が同じ旅程とならず、早く到着したり、遅れたりする参加者が相次ぐ。

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