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北海道・東川町

戸川幸夫「牙王物語」新装版復刻 大雪山で作家の足跡をたどる

 アイヌの人々が「カムイミンタラ(神々の遊ぶ庭)」と呼んで美しさをたたえた北海道・大雪山連峰を舞台に、オオカミと猟犬の混血犬キバを主人公にした戸川幸夫(1912~2004年)の「毎日新聞」連載小説「山のキバ王」が完結してから60年余りになる。「牙王物語」と改題されて、これまで角川書店、講談社、国土社など複数の版元が刊行してきたが、新装版がこのたび、新評論(東京・西早稲田)から復刻された。

 長く読み継がれてきた「動物文学の最高峰」を改めてひもとくと、自然との共生や動物愛護など現代社会に通じるテーマが息づいていた。晩秋を迎えて既に氷雪に覆われている大雪山の木々がまだ紅葉で燃えていた10月半ば、ふもとの東川町を訪ねて、自然と動物を愛した作家の足跡をたどった。【中澤雄大/統合デジタル取材センター】

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