まち・ひと・しごと創生法が成立し、地方創生事業に取り組んではや4年。定住と地方への人口移動の流れを創ろうと挑戦してきたが、いまだに東京への一極集中は続いている。厚生労働省が発表した9月の有効求人倍率は1・64倍で、地方でも仕事はあるが、若者は地元に残らない。
実は若者が地域に定着するには、仕事だけでなく地域と結びつけてくれる「人」の存在が不可欠であり、故郷に住むことの楽しさや仕事へのプライドを一緒に実感させてくれる人の存在が不可欠だ。
それに気付かせてくれたのが、新潟市のANAクラウンプラザホテル新潟に美容院を構える板倉雄三氏だ。実家が美容院で、高校卒業後、米ロサンゼルスの美容学校に留学し資格を得て、米国と東京で美容師として勤務。27歳の時に父親が亡くなったのを機に新潟に戻ってくる。
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