中米から治安の悪化と貧困を逃れ米国を目指す移民集団「キャラバン」数千人が12日、メキシコ中部ハリスコ州グアダラハラ近郊のサポパンに着いた。地元当局はイベント会場を一時滞在施設として開放。11日の宿泊予定地で見失ったホンジュラス人のホルヘ・ウレアさん一家は、1日早くサポパンに到着し、休養日に充てていた。
キャラバンの大半は高速道路をヒッチハイクして移動する。当局はサポパンの一時滞在施設から約20キロ離れた高速道路の降り口まで、無料の送迎バスを運行していた。この日はウレアさんと電話がつながり、一時滞在施設のバスの降り口で待っていた。すると、思いがけず施設から散歩に出かける妻シンディさんと長男ホルヘちゃん(4)に会った。
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