サウジ記者殺害

「ボスに伝えて」深まる皇太子関与の疑い

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サウジアラビアのムハンマド皇太子=AP
サウジアラビアのムハンマド皇太子=AP

 【ワシントン鈴木一生】サウジアラビア人記者ジャマル・カショギ氏がトルコ・イスタンブールのサウジ総領事館で殺害された事件で、サウジのムハンマド皇太子の関与の疑いが深まっている。ムハンマド皇太子を後押ししてきたトランプ米政権は、サウジへの圧力強化に消極的な姿勢をみせてきたが、中間選挙で野党・民主党に下院の多数派を譲り渡したこともあり、米議会や国際社会での批判をかわすために対応を迫られている。

 「ボスに伝えてくれ」。米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は12日、トルコの情報当局が収集したカショギ氏殺害時の音声記録の一部内容を報じた。殺害に関与したメンバーの一人が上司に電話で任務の完了を報告しており、米情報当局者は「ボス」がムハンマド皇太子を指すとみられると指摘しているという。

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