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命絶った未成年アイドル 過酷な労働環境の実態は

松山市の地元アイドルグループに所属し、今年3月に亡くなった大本萌景さん=弁護団提供

 松山市を拠点に活動するアイドルグループのメンバーだった少女が、今年3月に自ら命を絶った。遺族は10月、過酷な労働環境や所属事務所のパワハラが原因だったとして損害賠償を求める訴訟を松山地裁に起こした。事務所はパワハラなどを否定している。法的責任の有無は今後法廷で争われ、少女の置かれていた状況も明らかになるが、この問題をきっかけに未成年のアイドル活動の実態に注目が集まっている。「夢」と引き換えに搾取される子供たちがいるのではないか。【宇多川はるか/統合デジタル取材センター】

 亡くなったのはアイドルグループ「愛(え)の葉(は)Girls」のメンバーだった大本萌景(ほのか)さん(当時16歳)。遺族が当時の所属事務所だった「Hプロジェクト」(松山市)を訴えている。

 訴状によると、大本さんは2015年から同社に所属し、イベントなどで未成年にもかかわらず早朝から深夜まで平均10時間以上も拘束された。また、同社に「脱退したい」と伝えた際、スタッフから「次また寝ぼけた事言いだしたらマジでブン殴る」などとLINEでメッセージを送られたり、「辞めるのであれば1億円支払え」と言われたりといったパワハラを受けた。さらに、芸能活動について「口外禁止」の契約条項があり、家族に…

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