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クトゥーゾフの窓から

北の島々は(2)日露平和条約の現状を考える 交渉進展の可能性は?

日露間で北方領土の帰属確認の協議が進まない中、現地ではインフラ整備が進む。択捉島の工場には「択捉にようこそ」との看板が掲げられていた=択捉島で2014年6月、大前仁撮影

 安倍晋三首相が11月中旬にプーチン露大統領と再び会談するが、この会談で平和条約問題を進展させられるのだろうか。安倍政権は、プーチン氏が今秋立て続けに平和条約問題に言及したことについて「平和条約締結への意欲の表れ」と評価し、前向きの材料と捉えている。この分析は適切なのだろうか。日本政府はプーチン氏が前回訪日する前の2016年秋の時点で、平和条約問題に「前のめり」になりながら大きく進展させられなかった苦い経験があるのだが、前回の轍(てつ)を踏まずに済むのだろうか。いくつかの点を検証してみる。

 まずは平和条約問題が置かれている状況をおさらいしよう。日露両国が北方領土の帰属や返還方法、平和条約…

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大前仁

モスクワ支局記者 1969年生まれ。1996年から6年半、日経アメリカ社でワシントン支局に勤務。毎日新聞社では2008年から13年まで1回目のモスクワ支局に勤務。

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