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「例外」こそ当たり前 ドキュメンタリー映画「いろとりどりの親子」に見る多様性

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レイチェル・ドレッツィン監督=東京都千代田区で、根岸基弘撮影
レイチェル・ドレッツィン監督=東京都千代田区で、根岸基弘撮影

 社会的少数者の権利をいかに尊重し、「違い」を持つ人への差別に対してどう臨むべきなのか。米国のさまざまな家族の姿を描いたドキュメンタリー映画「いろとりどりの親子」から、今の日本社会が「多様性」の意味を考えるヒントを探ってみた。【井田純】

周りにいる 気づいて受け入れて

 映画は、米コロンビア大で臨床心理学を教えるアンドリュー・ソロモン教授のノンフィクション本を原作としている。米国でベストセラーとなった書籍は24カ国語に翻訳され、国内外で50以上の賞を受けている。

 カメラは冒頭からダウン症や低身長症、自閉症などのハンディキャップを負って生を受けた子どもたちと、その親の姿に迫る。子どもの成長過程を通して、どう「個性」として受け入れることができたのか。それぞれの親子へのインタビューや、周囲で支える人たちの姿とともに、家族が直面する困難と喜びとが、温かいまなざしで描かれる。

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