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一点張り・論説室から

裁判員の負担軽くするには=野原靖

 審理期間207日、公判回数70回、証人延べ120人以上。そんな裁判員裁判の判決が今月8日、神戸地裁姫路支部で言い渡された。裁判員裁判としては最長の日数だ。これらの記録的な数字は、裁判員となった一般市民の並大抵ではない負担の重さを示すといえよう。

 裁判が長引いたのは、事件の複雑さにある。47歳の男が殺人と逮捕監禁致死罪などに問われたが、被害者とされた3人のうち2人の遺体は見つかっていないうえ、別に実行役がいるとされた。判決は殺人1件を無罪としたうえで無期懲役を言い渡した。

 「死体なき殺人」「別の実行役の存在」といえば、難事件の典型だ。事実関係をどう認定するか。多いときで週4日のペースで開廷されたといい、神経をすり減らしたに違いない。

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