メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

音楽の窓から世の中を眺めて

アイーダ・戦争と権力と宗教

公演は10月20・21日、神奈川県民ホール大ホールで行われた (C)林喜代種

 神奈川県民ホールで2日にわたって上演された「アイーダ」を鑑賞した。アンドレア・バッティストーニ率いる東京フィルハーモニー交響楽団によるスケールの大きな音楽と心にしみる美しいピアニシモにしびれ、情熱的で輝かしい福井敬ラダメスや細やかな表現の清水華澄アムネリスなど歌手陣も充実していて、実に幸せな2日間だった。

 ところで、私は大のアムネリスびいきで、ツイッターのアカウントも「@amneris84」という。一部には誤解もあるようだが、アムネリスは断じて悪女、猛女の類いではない。誇り高く、気品があり、心の機微にさとく、愛情深い女性だ。本来の彼女は、権力をかさに着る傲慢な女ではなく、敗者の娘(アイーダ)の悲しみを察し、目を掛ける優しさもある。そのアイーダに、愛するラダメスが思いを寄せているのではないか、と疑い…

この記事は有料記事です。

残り3333文字(全文3688文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 岡村隆史さんが結婚 相手は一般の30代女性

  2. 鳥取県教委、部活遠征で教員83人処分 生徒をマイカーに 実態に合わずの声も

  3. ORICON NEWS 岡村隆史、10年来の友人と結婚 決め手は「ここ半年くらい本当に支えてもらった」

  4. 石破氏動かした幹部の一言 2日徹夜して決断「これが俺の生き様」

  5. 「幻のヘビ」シロマダラ、民家で鉢の下から見つかる 千葉・柏

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです