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第80期名人戦

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第77期名人戦A級順位戦 阿久津主税八段-深浦康市九段 第20局の6

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深浦、初白星

 図から[後]8三桂が急所の一打になった。先手にとって7五の金は守りの要。取らせるわけにはいかないが、[先]7六金は[後]7八歩成[先]同銀[後]7四香の串刺しで決まる。

 阿久津は金を狙われにくいように[先]7四金と上へかわしたが、それでも[後]7八歩成の追い打ちが厳しかった。[先]5四歩は[後]7七桂成、[先]6五歩は[後]同銀。つまり、銀を取れば桂に成られ、桂を外せば銀の進出を許す。俗にいう「お代わり攻撃」が続き、後手の攻めは切れない。

 本譜。やむない[先]7八同銀に、[後]6三銀のタダ捨てがとどめになった。[先]同金と取らせて先手玉を孤立化し、金がいた場所に[後]7四香が痛打。瞬間的に、角金と桂香の交換で後手の大きな駒損ながら、6五桂、7四香、8三桂、8九成香の小駒による重層的な包囲網が確立した。

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