日本と台湾の協力で続く戦没者慰霊祭 バシー海峡
2018/11/17 18:00(最終更新 11/17 18:55)
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台湾とフィリピンを隔てるバシー海峡は太平洋戦争中、旧日本軍にとって重要な物資輸送ルートだった。だが日本の輸送船は米潜水艦による魚雷攻撃の標的となって多くが撃沈され、海峡は「輸送船の墓場」と呼ばれた。この海域では10万人とも言われる日本人が犠牲になったが、あまり知られずにきた。海峡を見渡せる台湾の岬で戦没者慰霊祭が始まったのは、戦後70年たった2015年のことだ。その陰には多くの台湾人と日本人の努力があった。4回目を迎えた慰霊祭を現地で取材した。
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