メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

アフリカノート

性暴力、絶えぬコンゴ 「安価な戦争の武器」に

武装集団に夫を殺害された後、レイプされた女性=「国境なき医師団」提供

 私はレイプされ、子供たちは殺された--。

 今年のノーベル平和賞を受賞したコンゴ民主共和国の産婦人科医デニ・ムクウェゲ氏が長年にわたり告発してきた「武力紛争下の性暴力」。国際NGO「国境なき医師団」(MSF)が先日公表した報告書は、今なお被害に苦しむ人々が驚くほど多いという事実を明らかにしている。

 MSFによると、同国中央カサイ州の州都カナンガ市で2017年5月~18年9月に治療した性暴力の被害者は2600人に上る。このうち8割が武装した男らにレイプされたと訴えたという。

 「私は自宅でレイプされました。首を切られた夫の遺体の隣で、その場には子供たちもいました。私には5人の子供がいましたが、彼らは年上の3人の娘をレイプしてから殺しました」。被害者のマミーさんはこう証言した。

この記事は有料記事です。

残り1205文字(全文1545文字)

小泉大士

ヨハネスブルク特派員。インドネシアの邦字紙で7年間勤めた後、2006年入社。さいたま支局、社会部を経て、2016年4月から現職。

小泉大士

インドネシアの邦字紙で7年間勤めた後、2006年入社。さいたま支局、社会部を経て、2016年4月から現職。

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 強まる大阪府の要求に反発 コロナ患者の引き受けが難しい民間病院の事情

  2. 死者増さらに加速か 4000人から5000人まで14日間 高齢者で死亡率高く

  3. ファミマ・お母さん食堂に異議 声上げた高校生に「慎吾ママ」生みの親がエール

  4. 際立つ大阪のコロナ死 その理由、高齢者の「命のリスク」高める構図とは

  5. ビニール袋に包まれた母 触れることさえできない別れ 心の中で「ごめんね」

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです