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クトゥーゾフの窓から

日露の架け橋を(2) 踊り続けるベテラン・ダンサー 元ボリショイ 岩田守弘さん

 しゃがれた歌声と悲しげなギターの音色に合わせて、小柄な日本人ダンサーが踊り始めた。鋼のような筋肉が体を覆い、無数の視線を吸い寄せる。踊り出しはあたかもパントマイムのようだ。右手を天に突き上げ、人さし指を振って「違うよ」とのポーズを取る。一つひとつの動きが曲と調和し、ステージに力強い空間を作り出していた。

 舞台に立つのはバレエダンサーで、今では芸術監督も兼ねる岩田守弘さん(48)。普段は東シベリアの都市…

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大前仁

モスクワ支局記者 1969年生まれ。1996年から6年半、日経アメリカ社でワシントン支局に勤務。毎日新聞社では2008年から13年まで1回目のモスクワ支局に勤務。

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