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大谷翔平 メジャー元年(その1) 批判封じた規格外

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9月26日のレンジャーズ戦、22号決勝ソロを放ちベンチで仲間から祝福される大谷=スポーツニッポン新聞社提供
9月26日のレンジャーズ戦、22号決勝ソロを放ちベンチで仲間から祝福される大谷=スポーツニッポン新聞社提供

 二つの表情の違いに、目を見張った。

 チームカラーの赤を基調とし、至るところに「A」のロゴがちりばめられた、米大リーグ・エンゼルスのクラブハウス。試合前、陽気な音楽が流れる中、選手たちがトランプや携帯ゲームなどに興じ、つかの間の癒やしの時間を楽しむ。今季から一員となった大谷翔平投手(24)も、Tシャツ姿でリラックスし、ハイタッチを交わしながら仲間と談笑している。「ルーキーイヤー」ながら、もうすっかりチームに愛され、なじんでいるようだ。

 8月7日、カリフォルニア州アナハイムにある本拠地・エンゼルスタジアムでのタイガース戦。スタンドでは背番号「17」のユニホームを着たファンが「SHO TIME」「OHTANI SAN」と書かれたボードを掲げる。視線を一身に浴び、悠然と打席に歩を進める大谷。先ほどまでの無邪気な笑みはその顔から消え去り、「戦う男」へと変身を遂げている。

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