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証券業界で人工知能(AI)の活用が進んでいる。営業マンになり代わって顧客の問い合わせに答えたり、話題の銘柄を教えたりすることで、コストを削減するとともに、投資のハードルを下げることが期待されている。【小原擁】
三菱UFJモルガン・スタンレー証券は19日、ネット上のバーチャル営業店「MUFGテラス」を新設する。目玉の一つが、会話形式でAIが24時間質問に回答してくれるチャットサービスだ。企業の株価など基本的情報や、「値が大きく動いた銘柄は?」「ニュースで話題の銘柄は?」といった質問に、最適と判断した回答を行う。実際にどの銘柄に投資するかの相談は、別のチャット画面で社員が対応にあたる。
江面幸浩・オムニチャネル企画部長は「AI活用でネット証券よりも手厚く、対面営業よりも手軽にサービス提供ができる。これまでうまく接触できなかった若い次世代を取り込みたい」と意気込む。
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