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囲碁 武井初段「読みの力、付ける」 本因坊戦予選でデビュー

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武井太心初段
武井太心初段

 <第75期本因坊戦予選より>

 本因坊文裕(29)=井山裕太九段=への挑戦をかけ、熱戦が続く第74期本因坊戦リーグ(毎日新聞社、日本棋院、関西棋院主催)と並行し、既に第75期のリーグ入りを目指す予選が始まっている。その予選で10月に公式戦デビューを果たした武井太心初段(17)を紹介する。

 武井初段は今年4~6月、日本棋院東京本院の院生研修で1位となり、夏季採用となった。17歳の年齢制限も迫り、「冬は強豪も参加するので厳しくなる。ここで決めなければ」と、覚悟を持って臨んだという。正式なプロ入りは他の採用者と同じく来年度からだが、夏季採用棋士は一足先に棋戦に参加できる。日本棋院は今年度、囲碁普及と女流棋界の拡充のため、新たに女流特別採用推薦棋士という制度を設けた。そのため、日本棋院は来年度、一気に10人超の棋士が誕生する見通しだが、その“トップバッター”である。

 東京都多摩市在住。囲碁との出合いの前に、オセロにはまっていた。幼稚園のときに、オセロの全国大会に出場したというから相当なもの。「読みという部分では、共通するところもあるのでしょうか」と武井初段。囲碁に興味を持ったきっかけは「同じ白黒で似ていたので何となく」、囲碁にのめり込んだ理由は「よく分からず、なかなか強くなれなかったから」と話す。

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