メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

いただきます

親子丼×子どもの居場所 腹いっぱいなら悪させん

イラスト・佐々木悟郎

 「ばっちゃん、腹減ったあ」。日が暮れるころ、空き店舗を改装した広島市の一室に子どもたちが次々とやって来る。NPO法人「食べて語ろう会」の中本忠子さん(84)らが家庭料理で迎え入れ、4升の米が一晩でなくなった。

 PTA役員だった中本さんは1980年、補導された中学生を親に代わって迎えに行ったことを機に保護司になった。「シンナー吸っとる間、腹が減ってることを忘れられるんじゃ」。盗みをした少年のつぶやきを聞き、無償で料理を出すようになった。

 評判は広まり、自宅アパートには毎日10人以上があふれるようになる。手が回らない時に思いついたのが親子丼だ。作り置きした鍋に卵やタマネギを継ぎ足せば、すぐに提供できる。濃いめの味付けも子どもたちに喜ばれた。

この記事は有料記事です。

残り710文字(全文1033文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. トイレットペーパー買い占め相次ぐ 新型肺炎の影響巡りデマ 熊本で

  2. 麻生財務相 臨時休校中の学童保育負担「つまんないこと」 新型肺炎対策

  3. 名古屋・河村市長「柔軟に考えたらどうか」 一転して卒業式「中止」から実施へ

  4. 全国の小中高校を休校 新型肺炎で首相要請 3月2日から春休みまで

  5. 金沢市長、新型肺炎対策での休校「2日からは考えていない」「時間がない」

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです