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記憶つないで

カネミ油症50年/下 生々しい症状、小説に 「誰でも被害者に」訴え

 <日曜カルチャー>

 国内最大の食品公害、カネミ油症。1968年の被害発覚後、事件を告発する戯曲を書き、北九州市内外で上演したノンフィクション作家、桟(かけはし)比呂子さん(79)=福岡県中間市=は、劇団解散の約1年半後に佐々木博子の本名で小説『化石の街』を自費出版した。「公害への怒りを絶やしてはならない。1人でもできることで、運動を続けていきたい」と考えたからだ。

 舞台への反響は大きかったという。しかしその分、桟さんたちには「売名行為だ」とか「アカだ」とか、いわ…

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