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バナナの「苦み」DVDに

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「甘いバナナの苦い現実」の一場面。小型飛行機が農薬を空中散布している=アジア太平洋資料センター提供
「甘いバナナの苦い現実」の一場面。小型飛行機が農薬を空中散布している=アジア太平洋資料センター提供

 私たちが食べるバナナ。主な輸入先のフィリピンを舞台に生産の裏側を描いたDVD「甘いバナナの苦い現実」を、NPO法人「アジア太平洋資料センター」(PARC、東京都千代田区)が製作した。消費と生産の関係を考えさせる作品だ。

 バナナは日本国内で最も食べられている果物だ。総務省の家計調査によると、2人以上世帯の年間消費量は2004年以降、リンゴやミカンを抑えて1位になっている。果物の小売価格が上昇する中で、バナナだけは低価格を維持。健康ブームとも相まって人気が続いている。

 その「安い」バナナを支えてきたのが、1970年代から大量輸入されるようになったフィリピン産。国内の年間輸入量(約100万トン)の実に8割を占める。大半が南部・ミンダナオ島で栽培され、輸出向けのプランテーションが拡大を続けている。

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