メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

蔵書拝見

浜田靖一氏/上 「破軍の星」 「芯」守る男に感動

浜田靖一氏=宮本明登撮影

 本屋さんで自分の好きな作家の棚を見る。長編シリーズの新刊がなければ既刊から「もう持ってたっけ?」と思いながら買うけど、やはり持っていた--。本好きによくある話だが、僕にとって北方謙三さんがそういう作家だ。

 この本の主人公の北畠顕家(きたばたけあきいえ)は南北朝時代の若い公家で、武将の面もある。「民とともに積み上げる大義」を意識し、仕えていた後醍醐天皇に疑問を持つ。死を覚悟し、「(中央の力が及ばない)陸奥の大地までひた駆けよう」と呼びかけて敵陣に突っ込むラストは圧巻だ。

 ハードボイルドを読みあさっていたころに北方作品に出会った。その後、北方さんは歴史を題材にし始める。…

この記事は有料記事です。

残り854文字(全文1141文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 共産党「現行憲法に抵触」即位礼など欠席 他の主要政党は祝意

  2. 行政ファイル 金沢の飲食店で食中毒 /石川

  3. 名阪国道、奈良知事が異例の有料化要望 トラック流入で事故や渋滞多発

  4. 皇室 天皇陛下「象徴としてのつとめを果たす」 2000人参列し「即位礼正殿の儀」

  5. 皇室 即位礼正殿の儀 天皇陛下のおことば

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです