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江崎グリコ

母乳代替の乳児用液体ミルク 来春発売へ

 江崎グリコは19日、母乳の代わりになる乳児用液体ミルクについて、2019年春の製造・販売を目指し、国への申請に向けた準備を進めていることを明らかにした。液体ミルクは欧米では普及しており、災害時の活用が期待されるが、日本では商品化されておらず、認められれば国内初となる。

     同社が東京都内で開いた記者会見で発表した。販売時は紙パック入り125ミリリットルを想定。価格は未定だが、粉ミルクよりは割高になる見通しだ。

     同社は粉ミルクを製造・販売しており、数年前から液体ミルクの開発を進めていた。販売するには、安全性に関する厚生労働省の承認や、乳児の発達に適した「特別用途食品」の許可を消費者庁から得るなどの手続きが必要となる。

     液体ミルクは常温で半年程度保存でき、沸騰させた湯に溶かして冷ます手間がないため、水やガスなどが使えない災害時に役立つ。国内では16年の熊本地震の際に海外製品が支援物資として送られ、注目を集めた。今年8月、規格基準を定めた厚労省令が施行され、国内での製造や販売が可能になった。

     記者会見では、グリコと日本栄養士会、東京都文京区などが連携して普及に向けた取り組みを進めることも発表。同社は災害時の備蓄用として文京区に約2000パックを提供する予定だ。(共同)

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