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性依存症患者

盗撮やのぞき 高学歴の男性多く、常習化

斉藤章佳さん=東京都大田区で2017年8月22日午後3時14分、巽賢司撮影

 盗撮やのぞきで性依存症の外来診療を受診した患者の多くは高学歴の男性で、初診までに平均約1000回盗撮を繰り返している--。性依存症の治療を受けている患者を対象とした調査で、盗撮の加害者像が浮かび上がった。国内では盗撮の加害者に関する調査はほとんどなく、常習化している実態が初めて明らかになった。

 大森榎本クリニックの斉藤章佳・精神保健福祉部長(精神保健福祉士・社会福祉士)が、2006年5月~18年6月の約12年間、性依存症を治療する系列の榎本クリニック(東京都豊島区)を受診した患者のうち、盗撮やのぞきをした406人を分析した。

 全て男性で、年代は30代が40%で最多。続く20代が33%で、20~30代で7割以上を占める。患者のうち49%は会社員で、全体の62%は大学や大学院に進学していた。離婚経験を含め、結婚したことがある人は半数を占めた。

 初診までの平均期間は約7.2年。盗撮の頻度は平均週2、3回で、初診までに約1000回盗撮を重ねた計算になる。全体の3割が、盗撮を始めてから10年以上たって受診していた。弁護士の紹介を受けて来院するケースが46%に上り、逮捕や裁判をきっかけに、再犯防止のために治療を始めていることがうかがえる。

 盗撮の方法はスマートフォンが66%で最多。このうち大半が撮影音を消す無音アプリを使用していた。撮影データは24%が保存せず消していたが、53%は保存した上で自慰行為に使っていた。

 斉藤さんは「こっそり盗み撮りすることによって、他人の日記を盗み読みするような優越感に浸り、支配欲が満たされてやめられない人もいる」と話す。【椋田佳代】

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