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SUNDAY LIBRARY

木村 衣有子・評『熱狂のソムリエを追え!』ビアンカ・ボスカー/著

◆『熱狂のソムリエを追え!』ビアンカ・ボスカー/著 小西敦子/訳(光文社/税別2300円)

 「何かに熱狂する人間」、その「心理を理解しようと努めながら彼らについて書いてきた」。

 ワインに熱を上げる人たちは、同時に、その熱を周りに伝えもする。ニューヨークにて5年間、文章を書く仕事をしてきたビアンカ・ボスカーさんは、自身の胸中に高まるその熱気をつぶさに記録し続け、やがて自らも熱を伝える側に立つ。『熱狂のソムリエを追え!』は、彼女の20代後半の1年間をワインそのものに投げ込んで書き上げたルポルタージュだ。

 ワインの話といえば、はじまりはぶどう畑からというものが少なくないのだけれど、この本では「グラスから喉まで」に的を絞り、とことん追究する。たとえば、歯磨き粉を安直に変えるとワインを味わう口中の環境も変わってしまう。そこで、これと決めたメーカーの同じ品を買い置くか、あるいは試飲の前には歯を磨くのをやめておくか、どうする?

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