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論点

どうなる北方領土

鈴木宗男・新党大地代表=梅村直承撮影

 北方領土問題が動き出すのか。「戦後外交の総決算」を掲げる安倍晋三首相はプーチン露大統領との会談で、1956年の日ソ共同宣言を基礎に平和条約締結交渉を加速させる方針で一致した。同宣言は、条約締結後に北方4島のうち歯舞群島と色丹島を日本に引き渡すと明記している。「4島」から「2島」への方針転換に成算は。

 シンガポールでの日露首脳会談は、安倍晋三首相とプーチン大統領が北方領土問題を「次の世代に先送りすることなく、必ず終止符を打つ」という決意と覚悟を示した歴史的な会談だった。安倍首相が官房副長官だった2001年、森喜朗首相とプーチン大統領のイルクーツク声明で、日ソ共同宣言を交渉の出発点と位置づけ、森首相は歯舞、色丹の返還交渉と国後、択捉の帰属問題の交渉を同時に行う「並行協議」を提案した。

 日本は小泉純一郎政権で「4島一括返還」に逆戻りし、「空白の10年」となったが、プーチン大統領と安倍首相の再登場で再び動き出した。13年4月の日露首脳会談で安倍首相が「イルクーツク声明をスタート台としていきたい」と言ったのが始まりだ。

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