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記者の目

「IS後」のイラクを取材して 「次の悲劇」止めるために=千脇康平(大阪社会部)

ヤジディー教徒のハデルさんと子どもたち=イラク・ドホーク県で2018年8月、木葉健二撮影

 ノーベル平和賞が突然、自分とつながった。10月5日夜に発表された今年の受賞者は、過激派組織「イスラム国」(IS)から受けた性暴力被害を証言し続けたイラクの宗教的少数派ヤジディー教徒、ナディア・ムラド氏。私はこの夏、イラクで同じように性暴力の被害を実名で訴えるヤジディーの女性を取材していた。偶然にしても、受賞の報に高揚感がわき上がったが、それは瞬時に消えた。平和賞は祝福したいが、受賞が被害者の悲惨な体験を消し去ってくれるわけがないからだ。

 女性は長男(6)と長女(5)を育てるレイラ・タロ・ハデルさん(31)。私は8月下旬、イラク北部のク…

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