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年賀状 やめる?変える?

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年賀はがきの販売開始イベントで歌を披露する園児たち=福岡市中央区で2018年11月1日、山下俊輔撮影
年賀はがきの販売開始イベントで歌を披露する園児たち=福岡市中央区で2018年11月1日、山下俊輔撮影

 年末恒例の年賀状作り。高齢化で作業を大変に感じる人が多くなり、電子メールやソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)の普及で、年賀状をやめる人も増えている。一方、ネット印刷が普及し、負担軽減も進む。年賀状の「やめる、変える」の周辺を探った。

 「いい機会なので、今年から年賀状をやめることにしました。断・捨・離&終末への準備です。どうぞ住所録から削除してください」。元フジテレビアナウンサーの岩佐徹さん(80)は、73歳の時に年賀状をやめた。返礼の「寒中見舞い」に記したのは前年、駅で転倒して右鎖骨を骨折した事故のことだ。けがを機に思い切ってやめた。印刷だけで手書きの添え書きがない年賀状はもらってもうれしくない。“今年もよろしく”といっても本心ではない。「それならこの年齢で年賀状は必要ない。“そろそろ”という気持ちを実行した」

 元々は150枚ぐらいをやり取りしていた。出さなくなっても苦情は一切ない。いまだに50通ぐらいは来る。親しい人にはメールで返事をするが年賀状は出さない。「突然死んで、前触れもなく年賀状が来なくなると相手も考え込んでしまう。やめておけば、いつどうなってもおかしくないと相手に思ってもらえる」と岩佐さんは老前整理のメリットを指摘する。

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