特殊詐欺

キャッシュカードだまし取る「手渡し型」急増

  • ブックマーク
  • メール
  • 印刷
特殊詐欺の警戒に出発する大阪府警の警察官ら=大阪市中央区で、望月亮一撮影
特殊詐欺の警戒に出発する大阪府警の警察官ら=大阪市中央区で、望月亮一撮影

 警察官などを装ってうその電話をかけ、高齢者からキャッシュカードをだまし取る特殊詐欺が全国で急増している。「手渡し型」と呼ばれ、暗証番号を聞き出して現金を詐取する手口。警察庁によると、今年1~9月の認知件数は計4152件で、昨年同期に比べて約1.6倍。特に大阪や東京などの都市圏で爆発的に増え、大阪府内では約5倍に上る。府警は20日、緊急対策会議を開いて摘発強化に乗り出した。

 「詐欺グループを捕まえたが、あなたの名前が名簿に載っている」。今月7日、同府島本町の60代男性宅に、警察官を名乗る男から電話があった。男は「キャッシュカードを取り換える必要がある。金融庁の職員が取りに行く」などとうそをつき、不審に思った男性が府警高槻署に通報。「金融庁職員」と記されたネームプレートをつけ、近くに現れた大阪市内の飲食店店長の男(21)を、同署員が詐欺未遂容疑で逮捕した。

この記事は有料記事です。

残り349文字(全文731文字)

あわせて読みたい

注目の特集