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日々是・感劇

進み続けた果てに

 坪内逍遥をして「江戸演劇の大問屋」と言わしめた河竹黙阿弥は生涯に360編以上、鶴屋南北も120編以上というから、先人の多作ぶりに驚かされる。当代では日本の不条理演劇を確立した別役実が、名取事務所公演「ああ、それなのに、それなのに」(10月12~21日、真鍋卓嗣演出)で書き下ろし144作目となった。

 その別役が1971年に発表した戯曲に、改めて別役作品の普遍性を感じさせられた。岐阜・可児市文化創造センターalaコレクションシリーズvol.11「移動」(11月7~14日、東京・吉祥寺シアター、西川信廣演出)だ。

 ひたすら電信柱が続く道。家財道具一切を荷車に載せて、赤ん坊を連れた女(竹下景子)とその夫(たかお鷹…

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