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仙台市立学校でのいじめや体罰の状況を検証する「いじめ対策等検証専門家会議」はこのほど、いじめ防止に向けて組織的取り組みなどをまとめた最終提言を大筋で了承した。22日には郡和子市長に提言書を提出する。学校の体制強化や保護者、地域との連携を盛り込んだが、委員からは「抽象的な内容が多く、具体的な施策に反映できるのか」と疑問視する声も上がった。
提言は「いじめ防止・早期発見・対応について」と、「社会全体でいじめの防止に取り組むために」の2章(約60項目)で構成される。学校での組織的な対応が重要だとし、校長などの管理職は職員相互のコミュニケーションが図られるように努めることなど、学校の体制強化を重視した。
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