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解説

脊髄損傷治療に幹細胞 効果ばらつき懸念

 脊髄(せきずい)損傷の患者に由来する幹細胞を再生医療製品として製造・販売し、治療に用いることが21日、認められる見通しになり、毎年5000人発生しているとされる患者にとっては朗報となった。しかし、他の幹細胞を使った治療を含め、効果は未知数な部分もある。効果的な治療法の確立には幅広い研究による多様な症例を積み重ね、慎重に有効性を評価する必要がある。

 製品となる幹細胞の「間葉系幹細胞」は、骨や軟骨、脂肪など特定の細胞になる能力を持ち、がん化などのリスクは低いとされる。今回は患者由来で、拒絶反応の心配もない。ただ幹細胞には個人差があり、患部まで届くのは数%程度とされ、治療効果のばらつきが懸念される。

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