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「安息の地」へ

同時進行ルポ 20日・メヒカリ 難民申請「メキシコに」

移民当局の担当者に難民申請手続きについて尋ねるホルヘ・ウレアさん(中央)と妻シンディさん(左奥)、長男ホルヘちゃん(左手前)=メキシコ北西部メヒカリで11月20日、山本太一撮影

 治安の悪化と貧困を逃れ、移民集団「キャラバン」に参加するホンジュラス人、ホルヘ・ウレアさん一家は、米国への難民申請をいつ、どこでするか迷っていた。メキシコ北西部メヒカリにある民間の移民支援施設に滞在して5日たち、思い切って街の国境検問所を訪れ、メキシコ移民当局に米国へ行ける可能性を尋ねてみた。

 検問所越しに初めて見る米国の領土は、上部にバリケードを張り巡らせた国境フェンスの向こう側だ。銃を携帯した米当局者が目を光らせ、ウレアさんは「ものものしいね。あまり好きではない」と眉間(みけん)にしわを寄せる。改修中の検問所は工事車両が頻繁に出入りして土ぼこりが舞い、妻シンディさん、長男ホルヘちゃん(4)はマスクで口を覆った。

 メキシコ移民当局の男性担当者は、屋外へ出てきて親切に質問に答えてくれた。米国への難民申請は、キャラバンの大多数がいるティフアナの検問所だけでなく、メヒカリでも受け付けられるまでに長期間かかる。米国から難民認定される可能性は極めて低い一方で、メキシコに難民申請すればハードルが下がるうえ、1週間程度で申請中に就労、就学できる滞在許可が出ることも教えてくれた。

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