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科学の森

「アルゴ計画」世界の海観測 ブイ使い温暖化の影響監視

アルゴ計画20年

 世界中の海に自動で浮き沈みするフロート(ブイ)を約4000基設置し、水温などを観測する国際プロジェクト「アルゴ計画」が構想から20年を迎えた。地球規模で海の様子を三次元で捉えられるようになり、地球温暖化などの研究に生かされている。【大場あい】

 ●荒天でも偏りなく

 アルゴ計画は、気候変動に対する海の変化の全体像把握を目指す国際プロジェクトで、約30カ国が参加する。1998年に開催された国際会議で専門家によるチームが発足し、2000年に海洋観測用のブイ「アルゴフロート」の投入が始まった。日本では海洋研究開発機構や気象庁などが計画に参加し、約150基を担当している。アルゴの名は、ギリシャ神話の英雄が乗った巨大な船に由来する。

 計画以前の海洋観測は、船が中心だった。海洋機構の増田周平・海洋循環研究グループリーダーは「航路以外…

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