島根大病院

問われる「医の倫理」 殺人被害者カルテ閲覧

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殺人事件被害者のカルテを多くの医療関係者が不適切に閲覧した問題で謝罪する井川幹夫病院長(左)=島根県出雲市の島根大学医学部で2018年11月13日、山田英之撮影
殺人事件被害者のカルテを多くの医療関係者が不適切に閲覧した問題で謝罪する井川幹夫病院長(左)=島根県出雲市の島根大学医学部で2018年11月13日、山田英之撮影

 島根県出雲市で今月あった殺人事件で、島根大学医学部付属病院(出雲市塩冶町)の関係者96人が、搬送された被害者の電子カルテを業務外で閲覧していた。事件や災害で病院に運ばれた人の容体を取材するにはプライバシーの観点から高い壁がある。一方で、多くの医療関係者が業務と関係ない被害者のカルテを見ていた二重基準に驚かされた。島大病院の医の倫理が問われている。【山田英之】

 「ご家族に多大な迷惑をかけ、さらなる心痛を負わせることになり、深くおわびします」。井川幹夫病院長は今月13日、記者会見で椎名浩昭副病院長らとともに頭を下げた。

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