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「新芸」とその時代

(52)新芸と日本の音楽家Ⅲ 海野義雄

日本の国際派ヴァイオリニストの先駆けであった海野義雄

 「世界の海野」と呼ばれ、国際的に活躍したヴァイオリニスト、海野義雄(82)は、新芸術家協会(新芸)草創期から所属したアーティストの一人である。海野によれば、新芸の創立者である西岡芳和は当初、ヴァイオリニストの巌本真理やピアニストの井口基成などが所属していた音楽事務所「音楽芸術家協会」の仕事をしていたという。西岡が「新芸術家協会」の名前で事務所をスタートさせたのは1955年だが、60年までは「倒産」を経験するなど経営が不安定な時期で、他の事務所の仕事も「兼業」していたのかもしれない。

 「当時僕はNHK交響楽団のコンサートマスターになりたてで忙しい時期でしたが、時々音楽芸術家協会から、巌本さんのカルテットの仕事などを頼まれることがありました」

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